葉酸サプリは本当に必要?
妊娠中に必要とされる栄養素で一番に思い浮かぶのが“葉酸(ようさん)”ではないでしょうか。厚生労働省は「妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性がある女性は神経管閉鎖障害のリスク低減のために葉酸の1日400μgの摂取が望まれる」としています。(厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015版」)
「葉酸サプリって本当に必要なの??」とお思いの方も多いかもしれないが、実は普段の食事では不足しがち。特に現代人の食生活では十分な量の葉酸を摂れないことが多いのが現状です。
生まれてくる赤ちゃんのためにも早めの葉酸摂取を。
では葉酸はいつごろから摂ればいいのでしょうか?厚生労働省によると、妊娠の1ヶ月以上前から葉酸を摂ることを推奨していますので、妊娠を計画している方は早めに意識して摂ることがのぞましいということになります。
葉酸摂取はサプリメントが主流となってきた
海外では、葉酸入りのお米、パンなど主食に葉酸を入れてまで推奨するという国もあるほど、葉酸の必要性が早くから提唱されてきました。日本はそうした国に約10年以上も遅れてようやく国が推奨するようになりました。葉酸は通常の食事では補いにくい栄養素なので、サプリメントとして補助することがおすすめです。日本でも近年、葉酸の必要性が認知され、各社からサプリメントとして発売され、産院でも葉酸の摂取をすすめられることが多くなってきたといいいます。
では葉酸サプリメントはどう選べはいいのでしょうか?
葉酸サプリメント選びの基準とは
葉酸サプリメント選びの基準として挙げられるのが
1)吸収率が良い葉酸を使用しているか?
・・・葉酸にはポリグルタミン酸型葉酸とモノグルタミン酸型葉酸があり、選ぶなら「モノグルタミン酸型葉酸」がおすすめです。なぜならポリグルタミン酸型葉酸は吸収後は半分量ほどに減ってしまうのに比べ、モノグルタミン酸型葉酸はほぼ全量が吸収されると言われているからです。選ぶときは「モノグルタミン酸型!」と覚えておきましょう。
2)安全性は大丈夫か?
・・・これから赤ちゃんをはぐくみ、出産へと向かうからだに、不安なものは摂り入れたくないと思うのは誰しも一緒です。製造工場がきちんとしたところかを確かめることをオススメします。理想的なのはGMP基準に沿った管理基準を持った工場だと製造管理はばっちり。安心することができます。また残留農薬検査を行っているか?放射能検査を行っているか?もあわせて問い合わせてみましょう。
3)愛用者のレビューを確認する
・・・ホームページ等で愛用者のレビューや体験談をしっかりチェックすることも重要です。きれいに掲載されたものだけでなく、手書きや内容がリアルなものがしっかりと載っているところは、信憑性があります。あまりにもいい声ばかりの、つくられたようなレビューばかり載っているようなところは実際の声なのか不安がのこります。判断するのには慣れが必要ですが、リアルな声を掲載している会社を選ぶのもひとつの基準としてオススメです。
葉酸サプリメント比較表で確認
葉酸サプリメントの優位性を比較した表があると、比較が容易になります。たとえばこんな表です。何に優位があるのか一目瞭然です。もちろん自社に都合のいいことばかりを比較する会社もありますので、公正な比較をされているかのチェックも忘れずに。
ママニック(株式会社レバンテ)の比較表。サイトにこうした表があるのは製品に対しての自信の表れといえるでしょう。
葉酸サプリメントは、次々と新しいものが登場しますので、選ぶのも難しいですが、必要量摂れる、安心安全な製品、会社の対応がきちんとしているかなど必要最低限のチェックはするようにしましょう。あなたの体のためにも、おなかの赤ちゃんのためにもいい葉酸サプリメントを選びたいものですね。
(chiezoo)
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