宮地嶽神社(光の道)の先にある風景
嵐のCMで一躍有名になった、福岡県福津市にある宮地嶽神社。宮司浜沖に沈む夕日が、まっすぐに参道までの道を照らす“光の道”は年に2回しか見られない。嵐のCMの影響もあって宮地嶽神社には多くの観光客が訪れるようになったが、地元民は別の場所に集まっていた!
実は地元の人は別の場所に集まっていた!
宮地嶽神社の参道をまっすぐに夕日に向かってあるくと、その先には宮司浜という海岸が広がっている。そこでは当然のことながらより近くで沈む夕日が見られる。そこに地元の人々は集まり、眺めたり、写真をとったりしているのである。宮司浜が第2のスポットなのだ。
沈む寸前にあざやかさを増す夕日
宮司浜から望む夕日、そして寄せる波。神社では「あの世とこの世が一直線につながる日」として大切にされてきました。その意味がわかるような気がする粛とした雰囲気があたりにただよいます。光の道の先にはこんな風景が待っていました。
夜のとばりが降りる最後の一瞬まで美しい
皆、無言のうちに沈む夕日を眺め、最後の一瞬が訪れます。その一瞬まで目が離せない。
空には“流れ星”を思わせるようなひとすじの飛行機雲が美しく輝いていた。
宮地嶽神社、境内のベストスポットは、祈祷者の特別席として、一般には入れない。さらに一般の観覧には、嵐の影響からか大混雑するため整理券がでて、なおも長蛇の列。光の道を見るまでにずいぶん待たされること必至。ゆっくりと美しい夕日を堪能したければ宮地嶽神社でお参りを済ませた後、夕日のさす参道を歩きながら(2km程度)日没に間に合うように宮司浜を訪れるのもオススメだ。
光の道(10月下旬ごろ、2月下旬ごろ)
宮地嶽神社HP
http://miyajidake-news.com/
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